「花見の思ひで・・包丁片手に追いかける」の巻
昨夜は、会社の花見・・・の予定でしたが生憎のお天気で、浩養園(ビアガーデン)での飲み会となりました。
しかし、会社の花見と言えば、遥か彼方の昔のことですが、入社2年目の時に幹事をした花見は、大変でした。いまでも時々思い出します。
前年の花見で、酔って怒った係長が包丁片手に部下を追いかけ回し、後ろからみんなに羽交い締めにされ、なんとか惨劇は避けられたという凄絶な花見の様子を聞かされたうえで、幹事を任されました。
場所は、鶴舞公園。総勢30名弱の担当なので飲み物、食料の準備も場所取りも、結構大変。
お昼前から、御座(ビニールシートなんかなかった)や新聞紙を敷き詰め、1年上の先輩と場所取り。
昼間とはいえ底冷えはするわ、もしかすると今年も夕方から繰りひろげられるかもしれない凄絶な花見(=修羅場)を想像するわで、これは飲まずにはいられないと、先輩と二人で一升瓶の栓を開け、串カツ片手に紙コップでチビチビやり始めました。
みんなが集まり出す夕方までの6時間以上ふたりで飲み続け、宴が始まる時点でふたりともべろんべろん。
宴では、若手一番手のため、全員にお酌して回ると、有り難いことにみんながみんなコップを空けてご返盃くださる心やさしい先輩方のおかげで、べろんべろんを通り越して、だらんだらん状態。
なんとか心配していた障害沙汰が起こることなく無事宴は終了。
そしてお開きとなり、一番年下のくせに「幹事の特権だあ!」と吠えながら余った一升瓶を小脇に抱え、千鳥足なんてもんじゃない足どりで家路に向かったというのが、社会人になって初めて経験した花見だったのでした。
カフェまほろば
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