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「あなたならインディペンデンス・デイとどっち観る? SF特撮映画『宇宙人東京に現わる』を観た」の巻


いま巷では「インデペンデンス・デイ リサージェンス」が9日に公開され話題になっていますね。

1956年公開の「宇宙人東京に現る」という大映制作の日本初の本格的カラーSF特撮映画を観ました。

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ストーリーはざっとこんな感じ。

天文台の望遠鏡で小村博士の助手が観測しているとオレンジ色の丸い光が飛んできて静止し、そこからいくつもの光が四方八方へ飛んでいき、目撃者も多数現れる。(その頃小村博士は、行きつけの飲屋「宇宙軒」で一杯やってました。)

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(一杯やってた小村博士)

そのうちに円盤騒ぎは収まるが、しばらくすると海や川、池などで水面からイカの頭のような形をした顔を出して周りの様子をうかがう化け物があちこちで目撃されるようになる。この化け物(宇宙人)は、地球侵略が目的なのか?ああ恐ろしい・・。

ということで、当時は新聞紙上もUFOという呼び方ではなく「空飛ぶ円盤」です。因みに円盤は「アダムスキー型」宇宙人は「ヒトデ大王」です。

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パイラ星人のキャラクターデザインは岡本太郎さんです!)

宇宙ステーション内で宇宙人が集まってテレパシーで会話していて、偵察に地球に降り立ったものに報告を求めているのですが、

「地球人に伝えられたのか?」

「いえ、伝えるも何も私たちの姿を一目見るなり激しい恐怖を抱き逃げてしまいます」

「なに!私たちの姿を醜いだと?」

「くそったれ~!」(とは言ってなかったか・・)

「それでも、地球の危機を見捨ててはおけない」

どうも、インデペンデンス・デイとは異なり、友好的な宇宙人なんです。よかった~。

「地球人の理想の美人というのはどういったものだ?そんなに我らより美しいのか?」

そこで、偵察者は劇団トップスターの「青空ひかり」というダンサーの写真を見せます。

「なに?顔の真ん中にこんなでっぱりがあるなんて、こんなのがいいのか?」

もう、コントです...。結構笑えます。

「仕方がない。誰かが醜い地球人に変身して、危機を伝えるしかない」

「そんな醜い姿に変身するなんて嫌な役目はだれがやるのか?」



言い出しっぺがやることになります。

ホント、結構笑えます。

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彼らは、パイラ星からやってきた友好的な宇宙人パイラ星人。パイラ星は地球と同じような環境の星であり、そのためパイラ星人は地球に好意を抱いている人類よりも遥か高度な技術力を持った宇宙人なんです。

人類が水爆以上の爆発物となりうるものを開発していることを知り、警告しに地球に来たのでした。

そして、変身装置に入り、「ヒトデ大王」から人間の「青空ひかり」に変身し、地球人の中に紛れ込みます。

この青空ひかり、銀子と名付けられるのですがテニスをやればエアKならぬエアP(パイラ)ですっごいジャンプするわ、瞬間移動できるのでドアは開けずに出入りできるわで超人的(ひとじゃないか)。


そんなこんなで、もっと大きな地球な危機が迫ってきていました。新天体”R”という死の惑星が地球にどんどん近づいてきていて、このままではまもなく地球に衝突、地球は木っ端微塵です。これを回避するには、世界中から原水爆を新天体”R”に向けて発射しRを破壊するしかないということらしい。

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そんな切羽詰まった中、水爆以上の破壊力を持つ爆弾を作ることができるというウリウムの開発者松田博士が誘拐されたりとか、いろんな事件もあったりして、十分楽しめる作品となっております。

さて、人類は滅亡の危機を救えるのでしょうか?このテーマはインデペンデス・デイと同じです!さあ、あなたはどっちを観るか?

ぼくは、迷わず「インディペンデンス・デイ」観ます。

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