「ギレルモ・デル・トロ監督の『クリムゾン・ピーク』を観た」の巻
日本公開は2016年1月のギレルモ・デル・トロ監督のゴシックホラー映画(というんですね)。
20世紀初頭のお話。
10歳の時に亡くした母親の幽霊がイーディスに言った言葉「クリムゾン・ピークに気をつけなさい」
イーディスはその時は意味が分からなかったんだけど・・。(しかし、お母さんなのにめっちゃ怖い亡霊なの。)
その後、時は経ち、父親が謎の死を遂げ、悲しみに暮れて自分を愛してくれるトーマスと結婚し、トーマスの姉ルシールと一緒に三人で遠く離れた古びた大きな屋敷で暮らしはじめる。
その屋敷のある場所が・・そう、もうお分かりですね「クリムゾン・ピーク(深紅に染まる山頂)」
幽霊ものだと思って観ていましたが、ホラー+サスペンススリラー+ロマンスって感じでしょうか?
浴槽から出てくるクリーチャーのワンカットだけ見て、こえ~な~と思って今まで観れなかったけど、流れの中で観たら怖さは思ってたほどでもなく、むしろよく出来てるなぁと感心しきり。
イーディスの父親が洗面台に叩きつけられ殺されるシーンは、迫力あった。直視できなかったなぁ。
そして、ルシールから命を狙われるラストの屋敷での攻防。これは見応えあり。サスペンスだなぁ。スリラーだなぁ。
全体的に醸し出すダークな雰囲気もよかったです。さすがギレルモ・デル・トロ監督ってところでしょうか。
それと、トーマス役のトム・ヒドルストンがとてもいい雰囲気をだしていてよかったです。なかなか見応えのある作品でした。